徳島県立博物館
2年前にリニューアルされただけに新しく綺麗な展示室です。
徳島における自然史・人文系資料を展示している。
徳島市の矢野遺蹟で大量の銅鐸が見つかったらしい。銅鐸は全国各地
の遺跡で見つかっているがその使用目的はいまだ定説が出ていない。
こちらの博物館は祭器として吊り下げて打ち鳴らす目的であったとし
ています。隅にレプリカが吊るしてあり打ち鳴らすように勧められま
す。ガンガン鳴らしてみたがかなり大きい音の出る物でした。
お遍路についての資料。
徳島はアジア初の第九演奏地という。1918年鳴門市にある板東俘
虜(ふりょ)収容所でドイツ兵捕虜によって、ベートーヴェン「第九
」交響曲がアジアで初めて全曲演奏された。鳴門市では演奏された6
月1日を「第九」の日と定め、6月の第一日曜日に演奏会を開催して
いるらしい。
昭和16年徳島市での映画撮影風景。
明治末頃。彩色しています。
鳴門の浄瑠璃人形。徳島県立博物館では、「開かれた博物館」、「だ
れもがつどえ、楽しく学べる博物館」をモットーとしているらしい。
平日のせいか来館者は少ないが展示物は力が入っているように思いま
す。徳島県勝浦町には、恐竜の骨や歯の化石を含む地層としては、国
内最古級の地層が分布しているといい、福井県立恐竜博物館や福井県
立大学恐竜学研究所などと共同で発掘調査を行っているらしい。レプ
リカによる恐竜骨格の展示が数多くあるのだが、ティラノサウルスの
全身骨格まで展示する必要があるのか疑問です。
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