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京都市中京区に開店したテクニクスの高級な音響製品が聴けるカフェ
です。近年オーディオは中高年が中心の状況だが、音楽、文化の出会
いを創出する拠点とし若年層や女性顧客の獲得を目指しているらしい
。
看板は無いので分かり難いがコンビニの隣に有ります。
飲み物や軽食を提供するための若い店員が4名ほどいます。コーヒー
は小川珈琲を使用しているらしい。
CDプレーヤーもあるのだがレコードに重心を置いた設定です。スピ
ーカーは1台148万円。外部電源を要するレコードプレヤーは20
0万、CDプレーヤー37万、アンプは100万という高額商品が並
びます。
レコードを2枚聴いたのだが、さすがに現代的な明るく耳に飛び込む
音で低域も十分な出方です。アンプでの音の加工は一切していないと
のことだが音響的に考慮された空間ではないので、音量が大きい時は
反射音が気になる。音を強調したいためか大音量だったので少し下げ
てもらいました。
音響ソムリエとでもいうべき年配の方が説明してくれます。きっとテ
クニクスの技術者だったのでしょう。
4種のチーズトーストとコーヒー980円。カードのみの支払いです
。オープンな空間で音を聴くのは良いね。下手なジャズ喫茶に行くよ
りこちらで耳を鍛えるのもありです。
ホテルを予約した時には知らなかったのだがチェックインの際に「徳
島旅・体験クーポン」がもらえました。2泊で1万円分です。宿泊費
に使えると良いのだが使えるのは飲食店や土産物店などクーポン加盟
店です。早速登録しようとしたのだがエラーが出て先に進めない。何
度かやっているうちに分かりました。昨年の今頃丸亀市で宿泊したの
だが、香川割があって登録している。そのシステムをそっくり使って
いるらしくログインのみでOKでした。しかしこんなやり方でよいの
だろうか。
一人だと言うと6人分の堀炬燵テーブルに案内されました。恐縮です
。目の前には徳島駅が見えます。
晩酌セットを注文。2000円。飲み物は生ビールです。
お刺身に枝豆。
枝豆もそうだがポテトフライも量が多い。晩酌にこんなに食べる必要
はなかろう。
芳水という吟醸酒を注文。1000円。
焼き鳥4種。
ネギ入り出汁巻き。
手巻き天むす。これが効きました。全部で5360円。ご馳走様。
2年前にリニューアルされただけに新しく綺麗な展示室です。
徳島における自然史・人文系資料を展示している。
徳島市の矢野遺蹟で大量の銅鐸が見つかったらしい。銅鐸は全国各地
の遺跡で見つかっているがその使用目的はいまだ定説が出ていない。
こちらの博物館は祭器として吊り下げて打ち鳴らす目的であったとし
ています。隅にレプリカが吊るしてあり打ち鳴らすように勧められま
す。ガンガン鳴らしてみたがかなり大きい音の出る物でした。
お遍路についての資料。
徳島はアジア初の第九演奏地という。1918年鳴門市にある板東俘
虜(ふりょ)収容所でドイツ兵捕虜によって、ベートーヴェン「第九
」交響曲がアジアで初めて全曲演奏された。鳴門市では演奏された6
月1日を「第九」の日と定め、6月の第一日曜日に演奏会を開催して
いるらしい。
昭和16年徳島市での映画撮影風景。
明治末頃。彩色しています。
鳴門の浄瑠璃人形。徳島県立博物館では、「開かれた博物館」、「だ
れもがつどえ、楽しく学べる博物館」をモットーとしているらしい。
平日のせいか来館者は少ないが展示物は力が入っているように思いま
す。徳島県勝浦町には、恐竜の骨や歯の化石を含む地層としては、国
内最古級の地層が分布しているといい、福井県立恐竜博物館や福井県
立大学恐竜学研究所などと共同で発掘調査を行っているらしい。レプ
リカによる恐竜骨格の展示が数多くあるのだが、ティラノサウルスの
全身骨格まで展示する必要があるのか疑問です。
文化の森総合公園にある3館棟内の一つです。鳥居龍蔵は人類学、民
俗学、考古学が専門でアジアを中心に独自に調査研究を行いその業績
は高く評価されている。明治9年徳島駅に近い新町橋近くの生まれで
徳島市民からは偉大な学者として尊敬されているらしい。
それまでスケッチが主体だった記録をカメラによるものとしたことで
知られる。当時としては珍しいであろう画像による研究記録が多く残
されています。
調査研究の際使用したらしい。
鳥居龍蔵の書斎。研究熱心だったことが知れる。文章を読んだだけで
はわからないことも画像を見れば瞭然だ。数多くの調査当時の画像が
展示してあり古い物を見たいものにとっては興奮します。鳥居龍蔵と
いう人物は知らなかったのだが、徳島に来たおかげで知ることが出来
ました。遠くに出掛けるということはこういう楽しみに出会えること
でもあるのですね。
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