徳島市の文化の森総合公園内にある美術館です。徳島駅からはバスで
２０分ぐらいだが、出発は９時４５分、帰りは１４時１０分ぐらいし
か使えなくて時間には相当気を使わなければならない。
公園は置県１００年を記念した文化公園で図書館、県立博物館、鳥居
記念館、近代美術館などがあります。当日は何かの記念期間らしくシ
ニアは全て無料でした。有り難いことだ。
館内は新しくて綺麗です。全館２年前にリニューアルしたらしい。２
０世紀の人間像、徳島ゆかりの美術、現代版画を中心に展示していま
す。井原宇三郎、前田寛治、広島晃甫、他だが知らない人ばかりだ。
撮影可能な「パウル・クレー 子供と伯母 １９３７年」
こちらは「アリスティド・マイヨール 着衣のポモナ １９２１年」
こちらはホームページからの借りものです。「井原宇三郎 二人 １
９３０年」
見覚えがある建物だと感じたのだが色合いや構造は岩手県立博物館に
そっくりだ。秋田県の考古、民族、歴史、生物などを展示する総合博
物館で入館は無料です。
１階は自然展示室、２階の人文展示室では旧石器時代から現代までの
秋田県の歴史を知ることが出来ます。残念なのは写真撮影がほとんど
禁止されていることだ。シニアにとって展示内容を記憶することは不
可能で画像により再確認することが出来ない。代わりにホームページ
には多めの画像が用意されているのでそれを借りています。
撮影可能な石器のレプリカ。見ていたら女性館員が同じものを奥から
出してきて持って見てと言う。ずいぶん重い物でした。
展示物は豊富で秋田の歴史を知るのに不足は無いのだが、解説が小さ
い文字で書かれているしあまり丁寧でないようでした。解説が画像に
取り込めないのはシニアにとって実に不足で記憶にほとんど残らない
。せっかく秋田まで来たのにという気持ちがあったので写真撮影を許
可に出来ないかと博物館にメールしました。翌日来た返信によると「
当館は、歴史・考古・民俗系の所蔵品は少ないため、他機関・個人の
所蔵品を大量にお借りして展示している。そのため人文展示室、先覚
記念室、真澄資料センターでは、撮影を禁止または限定している。借
り物が大半であるために当方では許可できないという事情がある」と
いうことだった。事情はあるにしても入館者には残念なことだ。
秋田駅の近くに有ります。１０年ほど前に近くから移転し、新たに県
立美術館として開館したらしい。
移転開館１０周年記念特別展が開催中です。観覧料１０００円。
こちらの美術館は藤田嗣治のコレクションが有名です。特に大型壁画
「秋田の行事」が有名で圧倒的な迫力があります。横幅は実に２０．
５メートルにも及ぶ大作だ。
これは左側の一部。館内は撮影禁止のためこれらの画像はすべてネッ
トからの借り物です。
収蔵品は多くは藤田と交友のあった秋田の資産家、平野政吉個人の蒐
集によるものであり、平野政吉美術館時代からのものらしい。
生涯にわたり、世界各地を旅した画家だったという。
斎藤真一はフランスで藤田に出会い影響を受けたという。東北、津軽
地方を旅し盲目の女性旅芸人を知り、その生き様を描いたとされる。
高崎市の群馬の森公園内にあります。歴史博物館の隣には群馬県立近
代美術館もあるのだが、展示替えのためこの日は休館でした。
建物は斬新なデザインと感じるのだが建築業協会賞を得ているらしい。
最初は国宝展示室です。埴輪が多い。
高崎市の綿貫観音山古墳群の前方後円墳から出土した多くの埋葬品が
国宝に指定されました。展示されているものすべてであり圧倒される
展示数です。古墳時代後期のものとされる。
国宝展示の次は旧石器時代からの展示解説になります。
旧石器時代の遺物は全国的に少ないのだが群馬では多くの物が発見さ
れているらしい。古代から重要な地だったということでしょう。
弥生時代の米作りについても詳しい。
養蚕は群馬からといわれるほど盛んだったらしい。富岡製糸場があっ
たくらいだからね。
昭和３１年頃の高崎駅。展示物は国宝展示を除き時代ごとに連続して
います。それぞれ解説が付いていてそれを読んでいけば意味が分かる
ようになっている。パネルだけの解説もあるのだが、適切な分かりや
すいものでこちらに来れば群馬の歴史が十分わかる事でしょう。展示
物の流れが良いし、手抜きも感じられない。近頃珍しい事にこちらの
博物館気に入りました。群馬県やるね。
金沢市銚子町に有ります。近くには北陸大学のキャンパスがあるのだ
が、のどかな住宅地という景観です。
入館は無料だがそのせいか受付にも展示室にも誰もいなくてがらんと
していました。
石川県の自然や自然史、資料などを見ることが出来ます。展示物は古
いものが多く、大学などで使われていたものを寄せ集めたのでしょう。
大正時代などに旧制４高(金沢大学)で使われた実験器具や標本が数多
く展示されています。古い物だが興味深いし物理を知ろうとするには
現在でも役に立つものと思われます。
企画展示室には夏の夜、街灯や照明に集まるたくさんの昆虫たちにつ
いての解説があります。多くの昆虫は光に集まる性質（走光性）を持
っているのだが、その訳と利用法など実に詳しい。子供向けの企画と
思われるが大人が見ても十分納得できる内容です。この展示室だけク
ーラーが効いていました。
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